あんのこと

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あんのこと

レビューの数

123

平均評点

79.1(616人)

観たひと

828

観たいひと

55

(C) 2023『あんのこと』製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2024
公開年月日 2024/6/7
上映時間 114分
製作会社 木下グループ=鈍牛倶楽(制作プロダクション:コギトワークス )
配給 キノフィルムズ
レイティング PG-12
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督入江悠 
脚本入江悠 
製作総指揮木下直哉 
エグゼグティブプロデューサー武部由実子 
企画國實瑞恵 
プロデューサー谷川由希子 
関友彦 
座喜味香苗 
撮影浦田秀穂 
美術塩川節子 
音楽安川午朗 
音楽プロデューサー津島玄一 
録音藤丸和徳 
音響効果大河原将 
照明常谷良男 
編集佐藤崇 
スタイリスト田口慧 
ヘアメイク大宅理絵 
金田順子 
キャスティングディレクター杉野剛 
ラインプロデューサー山田真史 
制作担当安達守 
助監督岡部哲也 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演河合優実 香川杏
佐藤二朗 多々羅保
稲垣吾郎 桐野達樹
河井青葉 香川春海
広岡由里子 香川恵美子
早見あかり 三隅紗良

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

実在する1人の少女の壮絶な人生を綴った新聞記事に着想を得た人間ドラマ。売春とドラッグに溺れ、荒んだ生活を送る20歳の杏は、刑事の多々羅に補導されたことがきっかけで更生の道を歩み出す。ジャーナリストの桐野も加わり、少しずつ変わり始めるが……。出演は、ドラマ『不適切にもほどがある!』の河合優実、「さがす」の佐藤二朗、「正欲」の稲垣吾郎。監督は、「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」の入江悠。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

売春やドラッグに溺れる20歳の香川杏(河合優実)は、ホステスの母親と足の悪い祖母と3人で暮らしている。子どものころから酔った母親に殴られて育ち、小学4年生で不登校になった。12歳で母親の紹介で初めて体を売り、荒んだ生活を送るなか、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤二朗)に補導されたことがきっかけで更生の道を歩み出す。多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏の薄暗闇の世界が少しずつ変わり始めるが、コロナ禍に見舞われる。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2025年2月号増刊

日本映画ベスト・テン:

読者選出日本映画ベスト・テン:

2024年9月号

巻頭特集 河合優実の時代はもう、はじまっていたんだ。 フォトストーリー 「河合優実の時代はもう、はじまっていた!」ことを物語るみじかいアルバム:PART 3 彼女の才能を目の当たりにした監督たちがしるす「河合優実体験」 芝山健太「よどみなく、やまない」/城定秀夫「愛なのに」「女子高生に殺されたい」/中川駿「少女は卒業しない」/大九明子『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』/入江悠「あんのこと」

2024年7月号

REVIEW 日本映画&外国映画:「あんのこと」

2024年6月号

CINEMA PEOPLE Vol.9:河合優実「あんのこと」

UPCOMING 新作紹介:「あんのこと」

2025/09/21

2025/09/21

94点

その他/Amazon 

あまりにもバッドエンドすぎる。。悲しい。。

でも死と生は反対のものじゃなくて、お互いに含まれているものだと思うから、しょうがなかったのかもしれない。

名作であることに間違いはない。あまりにも辛い。

2025/09/07

2025/09/07

76点

その他 


重すぎる

こんな人生が存在すること、続けて見続けるのがしんどくて細切れで見た。2か月くらいかかった。

2025/09/02

2025/09/02

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


現実にもあること

河合優実さんが難しい役どころを好演していました。
厚生しようとしている人を邪魔する人っていうのが、テレビや映画の中だけではなく、現実の世界にもいるってことを痛感させられます。
中盤までは、三人の仲のいい感じが、とても良かったのですが、コロナが始まったあたりからは、
かなり気の重くなく展開になるので、視聴される方はご注意ください。。

2025/09/01

2025/09/01

75点

テレビ/有料放送/WOWOW 


辛い辛すぎる

辛い辛すぎる。救いようのないドラマ。自分勝手な人間たちに翻弄され死んでいったあん。ひとときの喜びも、コロナやスキャンダルや鬼母によって消されてしまう。あんの壮絶な人生を凄まじく演じた河合優美が凄い。

2025/08/22

2025/08/22

73点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


あんのことではない

あんのことではなくて、自分のこととして、自分の大切な人のこととして観るべき映画です。
自分さえ良ければいいでは、すまないからです。

2025/08/11

2025/08/11

60点

選択しない 


とにかく辛くて見てられない(^^;;他人を支配するのは悪だ。

この話が実話ベースということに驚きます。あんの母親の身勝手さが酷い。教育も受けられないあんは犯罪に落ちていくしかない。

たたら刑事との出会いで立ち直りかける前半はいい。社会の中に手を差し伸べる制度や組織がある。そのことはあんに生きる勇気をくれる。

辛いのは後半。たたらが立場を利用して性的搾取をしていたというまさかの展開。そしてコロナ禍の失業、隔離、孤立。この世に神はいないのか。

あんの希望を奪ったのはまたしても母親。娘を所有物のようにしか扱えず、身勝手な行動、暴力、支配の再来。

社会の貧困が進むとあんのような若者が増えるだろう。社会におけるセイフティネットは必要なのだ。今の日本に、そんな安心はあるか。安倍政権以降、弱者の立場が良くなったとは思えない。山本太郎の、「何があっても心配するな」という社会ビジョンのメッセージの正しさがわかる。